大切にしたい日本の伝統5:「初誕生祝い」
大切にしたい日本の伝統シリーズその5「初誕生祝い」
こんにちは。子育て案内所所長のmico(ミーコ)だよ
シリーズものということで、大切にしたい日本の伝統について、出産・育児にまつわる儀式を紹介していくよ
第5回目は、「初誕生祝い」。
初誕生祝いとは?
子どもの満1歳の誕生日をお祝いすることだよ
日本では、お正月を迎えるたびに年をとるという習慣があったため、年を加えるのは新年でした。そのため、毎年の誕生日をお祝いする習慣はなかったそうですが、生まれてから1年目の誕生日だけは特別で、親戚などを招き盛大に祝っていたそう。昔は赤ちゃんの死亡率が高かったことから、1年間無事に育ったことに感謝し、すこやかな成長を願ってのお祝いだったようです。
どんなことをするの?
伝統的には、お餅を使った行事を行うんだって基本的には、2タイプだそうで、赤ちゃんに餅を「背負わせる」タイプと、「踏ませる」タイプ。全国的に「背負う」タイプが多く、九州地方には「踏む」タイプが多いよう。
お餅は、「一升餅」と呼ばれる約2キロのお餅を用意するみたい。人間の一生と餅の一升をかけて、「一生丸く(円満に)長生き出来るように」とか「一生食べ物に困らないように」などという願いが込められているそうだよ
2キロのお餅はスゴイね…。大抵立ち上がれず、動けなくて泣いちゃう子も多いんだって。わが子はどうかな?
初誕生の贈り物
初誕生の贈り物ってどんなものが多いのかな?
初誕生の贈り物は、特にきまりはありません。衣類、くつ、ぬいぐるみ、おもちゃ、絵本など赤ちゃんの成長に合わせたものがいいでしょう。身につけるものは、やや大きめの品を贈ったほうが無難です。
お金を包むときは、祝儀袋の水引は紅白の蝶結び、表書きは「祝御誕生日」、「祝初誕生日」とします。金額は祖父母が10000~20000円程度、友人は5000円~10000円が目安と言われています。
ヨーロッパなどでは、両親や祖父母が、毎年子どもの誕生日に、同じタイプの銀のスプーンや食器を贈り続け、大人になるころに一式そろうという習慣があるそう。おしゃれかつ実用的な贈り物かもしれません。
なるほど、特に決まりはないんだね。家族みんなで1歳のお祝いをしてあげることが大切なんだね!
参考情報:
初誕生日・餅踏み・背負い餅・選び取りについて by 赤ちゃん行事カレンダー
1歳の誕生日にオススメのプレゼント3選 | nanapi [ナナピ]
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