大切にしたい日本の伝統4:「お食い始め」
大切にしたい日本の伝統シリーズその4「お食い始め」
こんにちは。子育て案内所所長のmico(ミーコ)だよ
シリーズものということで、大切にしたい日本の伝統について、出産・育児にまつわる儀式を紹介していくよ
第4回目は、「お食い始め」。
お食い始めとは?
お食い始め(おくいぞめ)とは、子どもが一生食べ物に困らないように、という願いを込めて行われる儀式のこと。一般的には、新生児の生後100日目(地域によっては110日目、120日目)に行われるよ。
古くは食初(くいぞめ)の名称で平安時代の貴族社会から始まり、赤ちゃんにお餅を食べさせる「百日(ももか)」という行事があったそう。その後、餅から魚肉に変わり、鎌倉時代には「真魚初め」(まなはじめ)と呼ばれ、このとき、初めて箸を使うので「箸ぞろえ」、「箸初め」とも呼ばれていたそう。現在のように「お食い初め」と呼ばれるようになったのは、室町時代以降だそうです。 引用:お食い初め [赤ちゃんの行事・お祝い] All About
祝い膳の食器は?
正式な祝い膳では、男児は朱塗り、女児は内側が朱で、外側が黒の漆器とされ、赤ちゃんの姓の家紋を入れて、母方の実家から贈るのがしきたりとされている地域もあるようです。
お料理を赤ちゃんに食べさせるまねをするときは、「柳箸」(やなぎばし)を使うとされているところも。これは古来より、柳はしなやかで生命力があり神聖な木とされてきたため。また、折れにくいことから、丈夫になるように願うお食い初めによいとされていたそう。
何を食べさせればいいの?
伝統的な形の「お食い初め」は、一汁三菜の「祝い膳(いわいぜん)」が用意されるそう
鯛など尾頭(おかしら)つきの魚
*大海を悠々と泳ぐように成長し、賢い子に育つように
赤飯
焚き物
香の物
紅白の餅
吸い物(汁物)
*吸う力が強くなるように
歯固め石
*歯が丈夫になるように。箸を小石に触れて、その箸を赤ちゃんの歯茎に当てる
わが子が一生食べ物に困らない人生を送れますように…
参考情報:
お食い初めのレシピ 242品 [クックパッド] 簡単おいしいみんなのレシピが158万品
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