子どもの「文章を書く力」がぐんぐん伸びる3つの習慣
子どもの「文章を書く力」を伸ばすには
こんにちは。子育て案内所所長のmico（ミーコ）です
いつもお世話になっているはてなブログが
今週のお題「書くこと」
とのことだったので、今回は、子どもの文章を書く力を伸ばすための習慣について書いてみたいと思います。
前置きですが…
micoは、中・高・大と学校生活を送る中で、文章を書く・人前で発表するという経験を人より多く積んできました。中学生のときに、学校の代表で「英語のスピーチコンテスト」に出場したのがきっかけで、高校・大学でも英語のスピーチコンテストや日本語の弁論大会に出場した経験があります（一応、全国大会で入賞してます笑）。とくに高校のときは、理数系に特化した「理数科」があるように、文系の、とくに文章書いたりする系の活動に特化した特殊な学科にある学校に通っていたので、数か月に一回のペースで、自分の書きたいテーマでまとまった分量の文章を書く訓練をしてきました。そんなmicoの個人的体験談ベースですが、多少文章を書く力は人よりあったと自負しているので、自分の過去を振り返って、子どもの「文章を書く力」を向上させるにはどういう習慣が役に立つか、ということを書いてみたいと思います。
子どもの「文章を書く力」がぐんぐん伸びる3つの習慣
micoが具体的に子どものころに経験した文章を書く訓練で、特に文章力向上に役立っているな、と感じる習慣は、下記の3つです。
その１：日記を書く
micoの小学校では、1年生のときから、日記帳に毎日日記を書く宿題が出ていました。物心つく前から（？）、その日あった出来事、それに対しての感想なりを書く訓練を自然に受けさせてもらえてたのは、ほんとうにありがたかったと今になって思います。もし学校でそういう宿題が出ないのであれば、ご家庭でそういうことにトライするのもいいかと思います。親子の交換日記みたいな感覚で、お子さんが書いたことに対して、パパさんママさんがコメントしてあげると（それも褒めてあげたりすると）、お子さんも「もっと書きたい！！」と思ってくれるのではないでしょうか。
その２：図書館に連れて行く
「え？！書く訓練じゃないじゃん！」と思われたかもしれませんが、書く力をつけるには、そもそも文章のインプットが必要です。よく聞く話だと思いますが、有名な作家さんが、下積みの訓練として、芥川龍之介等の名著の文章を写して、自分の体に文章をしみこませるようなことをしていたりします。それと似たような原理だと思いますが、本を読むということは、そもそも文章力を付けるうえでは欠かせないことだと思います。「本をよめー」と親が強制しても絶対に子どもは読まないので（笑）、どう子どもに自発的に本を読みたいと思わせるかが、親の腕の見せ所（？）だと思います。たとえば、都内在住の方でしたら、上野にある子ども専用の図書館「国際こども図書館」に連れて行くのもよいかもしれません。ちなみに、micoは、小学生のときから毎週末親が図書館に連れて行ってくれていました。
その３：書いたものを形にする・他人に読んでもらう機会をつくる
前置きの部分で、micoは高校時代、文系に特化した特殊な学科のある高校に通っていたと書きましたが、色々あるプログラムのなかで最もよかったのが、各学年の末に、その学科の生徒全員がそれぞれ好きなテーマを決めて書いた小論文を１冊の冊子にして配る、というものです。自分が書いた小論文だけでなく、ほかの人が書いたものも読めます。やはり、ほかの人が読んでくれるとなると、俄然やる気になりますし、「自分の好きなテーマで」書けるので、内発的動機付け（心の満足感を得ることを目的にやること）から書くことができます。ですので、お子さんの成長日記を親御さんがつけるのと並行して、お子さんの書いた文章の作品を本にしてあげて、記念に残していくのもよいかもしれません。
好きこそものの上手なれ
書いてみて思いましたが、こどもの文章力を育てたいと思ったら、書くことを強制するのではなく、いかに書くことに興味をもってもらえ、書くことを自発的にやるように工夫してあげるかが大事だと思いました。おそらく、文章力だけではなく、ほかの学習にも通じるところですね。結局、「好きになれば伸びる」ってことなんでしょうね。
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