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子どものお弁当事情@アメリカ

こんにちは。子育て案内所のmicoです。

 

現在,執筆者が米国で生活していることもあり,更新記事が米国で経験した出来事ばかりですが,どうぞお付き合いくださいf:id:kosodatemico:20130929224006g:plain

 

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今日は,とあるアメリカの大学の食堂で見た,子どもたちのお弁当事情についてレポートします。

 

ある日,大学の学食でランチをとっていると,大学内で行われていたワークショップに参加していたと思われる6~7歳くらいの子どもたちと先生たちが,20人くらいわーーっと一斉に食堂に入ってきました。

どうやら,食堂でランチをとるようです。みんな一斉にかばんからお弁当らしきものを取り出しました。

 

「こっちのパパママってどんなお弁当つくるんだろう?!?!」

 

こどもたちが持ってきたお弁当に興味津々の私は,ちょうど子どもたちが座った位置から近い位置に座っていたことをいいことに,子どもたちの様子を観察し始めました。

 

すると,まず気付いたのが,日本で普通に見るいわゆる「お弁当ボックス(たとえば,かわいいキャラクターが入った2段のお弁当箱)」を誰も持っていないこと。家庭で使うタッパーみたいな透明の入れ物ばかりです。

 

水筒をもっている割合は半分くらい。残りは,みんな市販のペットボトルの飲み物です(たいてい水。たまにジュース)。

 

そして,肝心のお弁当の中身はいたってシンプル。

パン,惣菜1品,くだものor市販のゼリー・・・そんなかんじ。

(要するに,時間をかけて作った形跡はゼロ)

 

実は,日本では当たり前の手の込んだお弁当っていうのは,日本独自の特徴らしいです。日本のパパママたちは,手の込んだお弁当をつくったり,手作りの手芸品(お道具箱のカバーとか)やゼッケンを作ったりすることで,子どもの教育を陰で熱心に支えるそうで,それが日本の子育て特徴らしいです。子育ての国際比較をした専門書に書いてありました。

 

それにしても,私は純ジャパニーズですが,アメリカのパパママと同じようなお弁当にしてしまいそうな予感しかしません(スイマセン…笑)。こっちで高難易度のキャラ弁とか作ってこどもに持たせたら,どうなるのでしょうか。きっとヒーロー扱いかも笑。

 

余談ですが,食堂にいた子どもたちは,ごはんを食べた後,椅子の上で眠りだしたり,食堂のなかをおいかけっこしたり,立ち上がって歌いながら踊りだしたり,色々で,なんか自由だな~笑,と感じました。日本の場合は,先生たちが叱ってくれそうな場面ですけどね。こちらの先生たちは特に注意してなかったので,やはり国によって,子育て観・しつけ観が違うのかもしれませんf:id:kosodatemico:20130929224006g:plain